ムロツヨシの父親・母親・兄弟の家族情報!破天荒だけど嫌いじゃない

家族

この記事はムロツヨシさんの家族(父親、母親、兄弟姉妹)や実家にまつわるエピソードを紹介しています。

いろいろ複雑に入り組んだ面白い家庭事情があっての「転々」ですね。いろいろ家族が変わっていくという「変化型」の家族だったので(笑)。一般的な家族は進化型なんですが、うちは変化型を採用してまして。引用:https://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=4415&from=

地元・横浜のタウン誌でインタビューを受けた時のムロツヨシさんの第一声です。

4歳で両親が離婚。
父と暮らしていましたが、ある日父は出て行き、残されたムロツヨシさんはお祖父さん・お祖母さんに引き取られました。
しばらくするとそこへ見知らぬ女性と子供ふたりを連れた父が舞い戻ります。
と思ったら3年後にはまた出て行ってしまう。。。

そんな状況をムロツヨシさんなりに表現したのが冒頭の言葉でした。

いったいどんな事情だったのでしょう。

 

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ムロツヨシの家族構成(父母・兄弟姉妹)

ムロツヨシさんの家族構成は父、母、姉、ムロツヨシさんの4人家族です。

ムロツヨシの父親

子どものころはお調子者でした。親戚に育てられたので、それが生きる術だったんです。嫌われたら生きる場所がなくなってしまうという防衛本能だったんです。それに家庭内で不幸じゃないとアピールしなきゃならなかった。預かってくれているわけですから。
引用:https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-826373.html

幼い頃から横浜市内を転々としてきたというムロツヨシさん。
おとなの顔色をみて暮らすクセがついていたと言います。

引用:徹子の部屋より

ケンカばかりしていた両親がついに別れたのは彼が4歳の時でした。
大工をしていたお父さんに引き取られたムロツヨシさんと5歳年上のお姉さん。

2人の子供を育てることになったお父さんでしたが、あまり自分事とは感じていなかったようです。
姉弟を祖父母のいる父方の叔父夫婦の家にあずけたまま、子供のいる女性のところへ行ってしまいました。

引用:徹子の部屋より

小学生時代はイトコたちと共にこの親戚のお家で育ち、長い休みにはお父さんと女性が暮らす部屋にたずねて行っていたそうです。
そこにもムロツヨシさんよりも年上のお子さんがいたそうですが、一緒に遊んだりしてふんいきは悪くなかったようです。

6年生の時、お父さんは再婚。
相手はムロツヨシさんが見た事のない新しい女性で、となりにはふたりの小さな子供がいたとか。

お父さんはアパートを2部屋借りて、自分と新しい家族、そのとなりに祖父母とムロツヨシさん姉弟の4人を住まわせますが、ほどなくお祖母さんが心身のバランスを崩したため別の親戚夫婦の家へ移ることになります。

そこで親戚夫婦とその娘ふたり、お祖母さん、ムロツヨシさん姉弟の7人での暮らしが始まりました。

お父さんの借金の連帯保証人でもあったこの親戚夫婦は、それが発端となって自己破産してしまいます。

「親父が聞いていたら悲しんでしまうかもしれないけども」と前置きした上で、「親父のせいで親戚の家が破産状態になったんですよ。親父にも事情があるとは思う。本人たちは何も事情を説明したがらない」
引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/06/17/kiji/20220617s00041000793000c.html

ちょうどムロツヨシさんが一浪の後、大学に合格したころでした。
21歳だったこの時を境に、ムロツヨシさんは父親と会っていないといいます。
育ててくれた親戚一家をほんとうの家族と思うことにしたのでしょうか。

それでも、お父さんの事を恨む気持ちは1ミリもない、と言い切るムロツヨシさん。

むしろ好きなことをやって好きなように生きるお父さんを「嫌いじゃない、軽蔑もしていない、カッコいいし楽しそう」と見ていたとか。

親子だけにわかる楽しい思い出もあったのでしょうね。
筆者ならとてもそんなお父さんを許せそうにありません。

数年前に戸籍謄本をとる必要があり、そこに記載された名前を見て、お父さんがまた新しい彼女と結婚していたことを知ったといいます。

「入籍の日がクリスマスで。ロマンチストかよ、いい歳こいてお前は」と笑いながらツッコんだ。参照:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/06/17/kiji/20220617s00041000793000c.html

20年以上前に「お互い好きな道を行こう」と別れたという父と息子。

引用:徹子の部屋より

お父さんは今、テレビで活躍するムロツヨシさんをどんな思いで見ているんでしょうね。

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ムロツヨシの母親

ムロツヨシさんが4歳の時、家を出て行ったお母さん。

もちろん名前も明かされていません。

出ていく日、スーツケースに荷物を詰め込む姿を今でも思い出せるそう。

役者になる時、芸名を「ムロツヨシ」にしたのは「珍しい苗字なので本名で活動したら別れた母親がテレビを見る度にわずらわしく思うのではないか」と気をつかった結果だと言います。

1997年当時すでに再婚して、新しいご主人との間にお子さんもいらしたというお母さん。

2022年の「徹子の部屋」でムロツヨシさんは、「探偵もどきの友人にたのめば今の母の消息はすぐにつかめると思うが、会ってもあちらにとってよい時間にならない気がする」と話しています。

お母さんの顔は覚えておらず、まっかな口紅の記憶だけが残っているというムロツヨシさん。

会いたい気持ちがないと言えば、ウソになるでしょうね。

ムロツヨシの姉

両親が離婚したその頃、ムロツヨシさんのお姉さんは小学校4年生でした。

その後ムロツヨシさんと一緒にあずけられた親戚の家で暮らしていましたが、多感な時期に母親が居らず、コロコロと相手が変わる父親を見ているのも辛かったのではないかと想像します。

ムロツヨシさんの言葉を借りれば「グレた」お姉さんは、10代のある日、ふいと家出をしたっきり消息不明に。

連絡は30年近くたったいまでも一度もないといいます。

お父さん・お母さんに関してはときおり気持ちを漏らすこともあるムロツヨシさんですが、お姉さんに関してはほとんど発言がありません。

思春期に荒れまくった記憶を最後に、ムロツヨシさんの前から姿を消したお姉さん。

複雑な家庭環境だけをみれば、非行に走らなかったムロツヨシさんの方がむしろ、レアな方なのかもしれません。

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ムロツヨシの実家

奔放な父親の生き方にひっぱりまわされ、横浜市内を転々とした幼いムロツヨシさんとお姉さん。
お父さんとお母さんは新しい家庭を持っていることがわかっていますが、お姉さんは思春期に家出したまま未だに行方がわかっていません。

それもすべて飲み込んで、ちょっと笑って生きていく。
それが“おとなの役者”ムロツヨシなのでしょう。

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まとめ:ムロツヨシの家族

  • ムロツヨシさんのお父さんは結婚・離婚を繰り返していましたが、ムロツヨシさんはうらんでいません。
  • ムロツヨシさんのお母さんは5歳で別れたあとムロツヨシさんと会っていません。
  • ムロツヨシさんのお姉さんは30年以上消息不明です。
  • ムロツヨシさんの実家は波乱万丈な『変化型家族』だそうです。

笑えない家族背景だからといって、ムロツヨシさんが「寂しいはず」と決めつけるのは早計かもしれません。
血のつながりがあって、いっしょに暮らしていたって寂しい家族はいるのですから。

それにしてもお父さん、「ただの考えなし」の可能性もありますが、破天荒な中にも息子があこがれるような魅力的なところがあったんでしょうね。

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