この記事は安藤サクラさんの学歴情報(中学・高校・大学)と学生時代のエピソードを紹介しています。
テレビドラマでは庶民派の役が多い印象の安藤サクラさん。
意外にもあの名門校で幼稚園から大学までを過ごしていたんです!
安藤サクラの大学
安藤サクラさんは2004年4月に学習院女子大学国際文化交流学部に入学。2008年3月に卒業しています。
学校名 | 学習院女子大学 |
学部・学科 | 国際文化交流学部 |
偏差値 | 45.0 |
所在地 | 〒162-0052 東京都新宿区戸山3丁目20−1 |
学習院女子大学は沿革からしても皇族と華族のための女子大学であるために世間からの風評は非常に安定したものと実感する場が多くありました。
引用:https://life-hack-lab.com/gakureki/gakushuin-josi/
学習院中等科・高等科を経て内部進学で入学した安藤サクラさん。
お母さんの安藤和津さんも高校までは同じ学校だったことを考え合わせると、お母さんが学習院の校風を気に入っていたのではないでしょうか。
同じ教育を娘にも受けさせたいと思えたのでしょう。
長女の桃子さんを高校時代からロンドン留学させていることを見ても、金銭的には余裕があったのかもしれません。
映画『万引き家族』(2018)で、山路ふみ子女優賞を受賞した際には、賞を運営する「山路ふみ子文化財団」の岩崎理事長から大学時代の安藤サクラさんの意外なエピソードが飛び出しました。
実は岩崎理事長、安藤サクラさんの直接の指導をうけもった教授。
大学入学したばかりの安藤サクラさんは「自分は映画命・芝居が命であるから申し訳ないがつまらない授業など出たくない」と発言、「ただ一個だけ先生にうかがいたいことは、男性に人気のない自分がどうすればモテるようになるのかをご教授いただきたい」と聞かれたといいます。
この時岩崎理事長は「演技者になりたいのなら、自分で体験して少しづつ身に付けていったらいいのでは」などと指導。
安藤サクラさんが当時その答えに納得したのかは定かではないとしながら、理事長によれば「りっぱな卒論を書いていただいたように思います」という事でした。
参照:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/11/30/kiji/20181130s00041000389000c.html
安藤サクラの高校
安藤サクラさんは2001年4月に学習院女子高等科に入学。2004年3月に同校を卒業しています。
学校名 | 学習院女子高等科 |
学科・コース | 普通科 |
偏差値 | 67 |
所在地 | 〒162-0052 東京都新宿区戸山3丁目20−1 |
女優になりたいという気持ちに蓋をしていたという高校時代。
まわりから「お父さんが役者だから自分もなりたいんでしょう」と言われるのがすごくいやだったそう。
「女優は美人じゃないとなれないんだよ」とも言われたことがあるとか。
演技派・個性派といわれ、唯一無二の美しさを手にした今なら、笑い飛ばせるような言葉でしょうが、多感な時期にそんな心無いことを言われたら、表面上は笑ってごまかせても心深いところで大きな傷になったかもしれません。
青春時代はある意味とても残酷です。
そんな鬱屈を晴らす気持ちもあったのか、高校時代は禁止されているアルバイトに励んでいました。
高校に入学してまもなくジョナサンのウエイトレス、家電量販店での派遣宣伝員、ピザ屋の配達と結構な種類の仕事を経験しています。
自立心が強かったのでしょうか。
アルバイトのお小遣い稼ぎは、2010年の映画『トルソ』公開時のインタビューでも
最近もインド料理店で小遣いを稼いでたんですが、楽しかったです。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_201007_post_4864/?p=5
と明かしており、安藤サクラさんは働くこと自体が楽しめるタイプなのかもしれませんね。
安藤サクラの中学校
安藤サクラさんは1998年4月に学習院女子中等科に入学。2001年3月に同校を卒業しています。
学校名 | 学習院女子中等科 |
偏差値 | 60 |
所在地 | 〒162-0052 東京都新宿区戸山3丁目20-1 |
安藤サクラさんは学習院中等科2年生のころ、漠然と“不良”にあこがれた時期があるといいます。
「ヤンキーに憧れたというか、『ボクシングをやってる』って言ったらビビられるんじゃないか、そういう悪い人に見られるんじゃいないかと思って」
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201412190002-spnavido
田舎ゆえヤンキー以外にカッコいいと思えるロールモデルがなかった筆者と、学習院中等科を比べるのはおこがましいですが、それでもわかりますよね?
ちょっとイリーガルなもの、暴力的な匂いのするものにあこがれる気持ち。
殴るというシンプルな方法で強さが認められるボクシングなんて、その典型ではないでしょうか。
「なんかカッコよさそう」と軽い気持ちではじめた安藤サクラさん。
ダルそうにやってこそ不良なのに、えらく生真面目にボクシングに取り組んだのだそう。
この前、新井(浩文)くんにその話をしたら「ボクシングをやることが不良なんじゃなく、不良が更生するためにボクシングを始めるので逆じゃないの?」って言われてハッとしました(笑)。引用:https://kansai.pia.co.jp/interview/cinema/2015-01/100yen-koi.html
女性は2、3人というジムで14歳の安藤サクラさんはそれまで家庭でも学校でも経験したことのない世界を見たといいます。
厳しいトレーナーに甘えた気持ちを根こそぎ引っこ抜かれ、代わりに忍耐と根性をぶち込まれたと話しています。
女性とスパーリングをした時、それまで男性相手だと何も怖いなんて思わずやっていたんですけど、女性と向き合った時にすごく怖くなって、全然うまく手が出なかったんです。その、すごく怖かった恐怖心とか、普通の生活では学べないことを学んだっていうのが大きかった。
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201412190002-spnavido
中2の安藤サクラさんがボクシングにのめりこみはじめたまさに同じ頃、アメリカ映画『ガールファイト』(2000)が日本でも公開されました。
ひとりの少女がボクシングと出会い痛みと共に大人になっていく様を描いた映画です。
映画に興味が出始めた時期でもあり、同じくらいの年の少女が主人公の『ガールファイト』に衝撃をうけた安藤サクラさん。
のちに『100円の恋』(2015)のオーディションを受けようと思い立ったのには、この時の心揺さぶられる感覚が根本にあったのかもしれないと自己分析しています。
身体を使ってなにかを表現することへの渇望があったと。
映画の現場を初体験したのと、ボクシングとの出会いはほぼ同時期だったそうです。
多感な14歳の中でふたつの大きな体験が混ざり合い一旦は深く心に沈み込んだものの、ふつふつと発酵しながら数年後に大きなエネルギーとなって噴出したのが、映画『100円の恋』だったのかもしれません。
700人を超える応募者の中から安藤サクラさんがつかみとったヒロインは、身体も心も自堕落などん底生活のニート・32歳の一子(いちこ)。
引退寸前のボクサー・狩野(新井浩文さん)に恋をして、自らもボクシングを始めそこから一子の人生が変わり始める、というストーリー。
筆者も大好きな映画で一子が試合中「立って死ね!」と声をかけられるシーンが一番好きです!
驚異的な肉体改造で「あの時は本当に死ぬんじゃないかと思った」という安藤サクラさんには本当に心がふるふるします。
できる限り、映画で自分の肉体を使ってみたかったという憧れもありますし、中学の時にボクシングをやっていたっていうのはそう考えても大きいですね
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201412190002-spnavido
落ち込んでなんかいられなくなる、見終わって深呼吸の後のように胸すく1本です。
ぜひ本編を!
まとめ:安藤サクラの中学・高校・大学について
- 安藤サクラさんは学習院女子中等科を卒業しています。
- 安藤サクラさんは学習院女子高等科を卒業しています。
- 安藤サクラさんは学習院女子大学国際文化交流学部を卒業しています。
母方のルーツに日本の歴史上の有名人物がいることも、学習院という上流校がえらばれた要因ではあるのでしょう。
どんな汚れ役を演じても、下品にならない安藤サクラさん。
成長期を過ごした環境も、品格となってにじみ出すものなのかもしれませんね。
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