安藤サクラの家族秘話:父親・母親・兄弟と歩む芸能界の軌跡

家族

この記事は安藤サクラさんの家族(父親、母親、兄弟姉妹)や実家にまつわるエピソードを紹介しています。

芸能一家としてしられる安藤サクラさんの実家ですが、今も第一線で活躍しているご両親、昔はどんなお仕事をされていたかご存じですか?

お姉さん、安藤サクラさんを含め、恵まれた環境でいきなりスターになったわけではなく、それぞれがチャレンジを続けて築き上げた現在のポジションなんですね。

 

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安藤サクラの家族紹介:父母と兄弟姉妹

安藤サクラさんの家族構成は父、母、姉、安藤サクラさんの4人家族です。

安藤サクラさんの家族は、芸能界で名を馳せる個性豊かなメンバーばかり。

家族の絆とそれぞれのキャリアについて、もっと深く掘り下げてみましょう。

 

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安藤サクラの父:奥田瑛二の軌跡

安藤サクラさんのお父さんは、1950年生まれ愛知県出身の奥田瑛二さん。

俳優、そして現在では映画監督として知られていますね。

奥田瑛二さんの俳優としての成功と、映画監督としての挑戦。

奥田瑛二さんの芸術への情熱は、娘の安藤サクラさんにも大きな影響を与えています。

奥田瑛二さんの本名は安藤豊明(あんどうとよあき)さんといいます。

長い不遇の時代の後、80年代のトレンディドラマをきっかけに俳優として一気に花開きます。

40歳を過ぎて映画製作を基礎から学ぼうと一念発起、50歳の時『少女~AN ADOLESCENT』で監督デビューしました。

『長い散歩』(2006)では、モントリオール世界映画祭グランプリ・国際批評家連盟賞・エキュメニック賞と、計3冠を受賞した実力派です。

安藤サクラさんの映画デビュー作となった『風の外側』では監督をつとめるかたわら自らも彼女の父親役で出演。

「意図をはっきり伝えてくれて理解しやすい、厳しいけれどすごくイイ監督」とは安藤サクラさんの監督評です。

 

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子どもの頃「1+1はなんだ?」とお父さんに聞かれ「2」と答えると怒られていたという安藤サクラさん。

先生の指導とちがう絵を描いたりするとお父さんはほめてくれた記憶があるそうです。

それでお母さんが学校に呼びだされることも。

芸術家肌のお父さん、現実を生きるお母さんといったところでしょうか。

初めて安藤サクラさんがお父さんに「女優になりたい」と意思表示をした時のエピソードがあります。

正座で話を切り出して来た娘に、お父さんもあらたまって膝を折り正面から聞く姿勢をとりました。

女優になりたい、許してもらえますか?と問う安藤サクラさんに

うん、分かった。だったら自分で女優になってください。父は何も手伝いません。それだけだ

引用:https://www.rbbtoday.com/article/2018/10/14/164373.html

“親の七光り”という世間の声を気にして、女優になることを迷った末の安藤サクラさんの決断に、
お父さんの「あえて何もしてやらないよ」というこの言葉は、親として何気ないようで覚悟のいる一言です。

実際、安藤サクラさんが小さい頃から「たのむから女優にはならないでくれ」と心中深く願っていたそうで、話を切り出された時は「あ、来ちゃった~」と内心穏やかでなかったと明かしています。

その後は、宣言通り自分の道を切り開いてゆく娘の姿をたのもしく見守っているお父さんですが、やはり役者の先輩として助言したい気持ちはいつも持っているようで、、。

ある日、娘が行き詰っていると思い「役者ってのは……」とアドバイスしようとすると、「24時間役になりきって生きるお父さんと、私は全然ちがう」「私は女優と自分を切り離して考えられる」と言われてしまったそうで、以来助言も忠告もしないと決めたんだとか。

でも、すでに安藤サクラさんの中にはお父さんの言葉がしっかり根付いているようです。

「父が、“俳優”っていうのは、“人であらず優しい”って書くんだぜって言っているのを、小さい頃から聞いていて。そこにすごい憧れていたんですよね。女優さんというより、自分がやりたいことは、“人であらず優しい”だ!って(笑)。引用:https://www.crank-in.net/interview/36711/2

最後のtweetは、こちらも忘れてはいけない安藤サクラさんの義理のお父さん・柄本明さんと奥田暎二さんのツーショット。

豪華なオヤジさんたちです!

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安藤サクラの母:安藤和津の多彩な才能

 

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安藤サクラさんのお母さんは、エッセイストの安藤和津さん。

エッセイストとしても活躍する安藤和津さんの文才と深い洞察力は、安藤サクラさんの人生観にも影響を与えていることでしょう。

安藤和津さんは1948年に東京台東区で生まれました。

親族には第29代内閣総理大臣を務めた祖父・犬養毅をはじめ、現在も日本の政治に関わる重要人物がズラリと顔を並べています。

初等科から高等科までずっと学習院に通い、上智大学文学部独文科を中退。

イギリス留学後、ニュースキャスターなどテレビタレントとしての活躍を経て1979年に奥田瑛二さんと結婚しました。

下のInstagramには、安藤サクラさん一家とご主人の柄本佑さん一家、それぞれの結婚当時の画像がほぼ網羅されています。

 

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お父さんとは逆に、お母さんは安藤サクラさんが「(女優に)なりたいって言い出さなかったらどうしよう」と思っていたそうです。

みんな心の底では、言葉をしゃべるようになったくらいから私はこの仕事に就くだろうって思っていたみたいなんです引用:https://www.tst-movie.jp/worker_lady/wk_lady14_141104001.html

年齢が進むにつれて面影がお母さんに似てきた安藤サクラさん。

2020年から資生堂ベネフィークの広告に起用されているのですが、お母さんも1979年に同じブランドの広告に登場していたことを自身のインスタに投稿しました。

 

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親子二代での起用は偶然だそうですが、力強い美しさは共通していますね。

第71回カンヌ国際映画祭では『万引き家族』で最高賞パルムドールを受賞した安藤サクラさん。

受賞会見では「家族の誰かがこの映画祭に出ることが母の夢だった」

「カンヌに母を連れて来ることが出来て幸せ」と語っていました。

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安藤サクラの姉:安藤桃子の映画世界

安藤サクラさんのお姉さんは映画監督として活躍する安藤桃子さん。
安藤桃子さんの作品は、独自の視点で人間関係を描き出し、多くの人々を魅了しています。
1982年生まれです。

 

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高校時代にイギリス留学、ロンドン大学芸術学部を卒業。

4年間の助監督を経て 2010 年『カケラ』で脚本・監督デビュー。

2014年には映画『0.5ミリ』(2014)で監督・脚本を手掛けました。

「もうすぐ死ぬウチのおじいちゃんと寝てくれない?」
そんな相談にのったあげく職も金も失くした介護ヘルパー、主人公のサワ(安藤サクラさん)。
街で寂しげな老人を見つけては押しかけヘルパーをするようになったことから始まる人間関係を描いた映画です。

『体当たりで挑んだ熱演!』『映画界に爪痕を残す衝撃的な演技!』みたいなことは、サクラは充分やってきたのでもういいかなと(笑)引用:https://eiga.com/movie/80677/interview/

この作品で安藤監督が撮りたかったのは、往年の名女優・原節子さんのように人の記憶に残る“映画の女神(ミューズ)”。

それを実現する女神として監督が選んだのが妹・安藤サクラさんでした。

「サクラのことを家族の中で最も信頼していると言っても過言ではない。母も父も信頼しているけれど、昔から私のことを隅々まで受け止めて理解してくれるのはサクラ」

引用:https://eiga.com/movie/80677/interview/

安藤サクラさんもお姉さんに全幅の信頼を置いているといいます。

「姉は“生物”として自分と一番近い人間。両親が一緒で、生まれた時代も近くて、育った環境も同じ。現場でも自分たちの思ってることを素直に伝え合って、他の家族との摩擦もうまくエネルギーに変えられました」引用:https://eiga.com/movie/80677/interview/

『0.5ミリ』は第18回上海国際映画祭最優秀監督賞を始め、第39回報知映画賞作品賞など多数の賞を受賞しました。

 

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仕事の面だけでなく、母親としても姉・桃子さんはお母さんに、妹サクラさんはお姉さんに救われたことも多いと言い、家族の絆の強さを常に感じているようです。

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安藤サクラのルーツ:芸能一家の実家

俳優として円熟味を増しつつ、映画監督としてもますます評価の高まる父・奥田暎二さん。

父が経営する会社に所属し、同じく映画監督をつとめる姉の桃子さん。
近年は高知県にキネマミュージアムをオープンさせるなど、地方での映画文化振興にも力を入れています。

安藤サクラさんは、ご主人の柄本佑さんとの共演も含めて奥田暎二監督、安藤桃子監督の作品に出演、欠かせない女優となっています。

お母さんの安藤和津さんも介護や福祉関係の講演・執筆をこなすかたわら、出演者やフードスタイリストとして映画作りに参加することもあり、安藤サクラさんの実家は家族それぞれにエンタテインメントに関わる仕事に向き合い続けています。

安藤サクラさんの実家は、芸能界で活躍する家族の支え合いと、それぞれの道を切り開く強さが感じられます。

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まとめ:安藤サクラの家族構成・父母兄弟姉妹について

  • 安藤サクラさんのお父さんは映画監督・俳優の奥田暎二さんです。
  • 安藤サクラさんのお母さんはエッセイストの安藤和津さんです。
  • 安藤サクラさんの姉は映画監督の安藤桃子さんです。
  • 安藤サクラさんの実家は父・姉・本人が芸能の世界に身を置く、正真正銘の芸能一家です。

映画監督として着実な進化をみせる父・奥田暎二さん。
姉の桃子さんも地方を拠点に映画作りを続けています。
お母さんは長くご家族の介護をされた経験から講演・執筆を行うなど、安藤サクラさんの実家はクリエイティブな人ばかりなんですね。

 

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