ヒールレスラーとして不動の人気を確立しているアジャコングさん
リングの外でも明るいキャラクターでお茶の間の人気者になっています。
そんなアジャコングさんですが、実は子どものころにイジメにあっていたなど、苦しい人生を歩いてきた人でもあります。
アジャコングさんの人となりがわかる生い立ちはどうだったのか?まとめてみました。
アジャコングの本名と年齢
まずアジャコングさんのプロフィールをご紹介します。
名前(リングネーム) | アジャ・コング |
本名 | 宍戸江利花(ししど えりか) |
生年月日(年齢) | 1970年9月25日(54歳) |
出身地 | 東京都立川市 |
身長/体重 | 165cm / 108kg |
アジャコングさんは1986年に全日本女子プロレスからデビューしました。
リングネームのアジャコングは【アジアのキングコング】を略して【アジャコング】しました。
100kgを超える身体から繰り出される技はダイナミックで、たちまち人気が出ました。
リングの上のみならず、TV番組にも積極的に出演したため、アジャコングさんを知らない人はいないというくらいお茶の間でも大人気でした。
ヒール(悪役)レスラーなため、顔面にはいかついメイクが施されていますけども、その奥に見える瞳はつぶらで可愛らしくて、アジャコングさんの本当の人柄を物語っているように感じました。
アジャコングの母親
アジャコングさんの母親はシングルマザーで、女手一つで育てられました。
アジャコングさんの父親はというと、アフリカ系のアメリカ人で米軍の立川基地で働いていた方です。
つまり、アジャコングさんはアフリカ系アメリカ人と日本人のハーフということなんですね。
しかし、アジャコングさんが5歳のとき、父親は本国から帰国命令を受けて帰国してしまいました。
実は本国にも家庭があったために、アジャコングさんと母親を連れて帰ることができなかったのです。
このときから母ひとり娘ひとりの生活が始まりました。
アジャコングさんは、ハーフということに加えて母子家庭だったこともあり、子どものころにはひどいいじめにも遭っていました。
そのことで母親と言い合いになったときには、
小学校5年生の頃、日々イジメを受けるあまりの辛さから母親に「こんなんだったら産んでくれなきゃよかったのに」とこぼしたアジャ。すると母親は台所から包丁を持ち出し、アジャの喉元に突き立てると「産んでくれって頼まれてないから。勝手に産んだんだから殺すのも勝手だから、あんた殺してお母さんも死ねばいいんでしょ?」と言い、家を出てってしまったという。
と、親子の間でも壮絶なケンカをしました。
その後、母親は帰ってきて「二度とその言葉は言わない」と約束はしたものの、中学生になってもいじめはなくならず、辛い日々を過ごしていました。
今でこそハーフも、ひとり親家庭も珍しくなくなってきていますが、当時のご時世からすると、ハーフやひとり親家庭のどちらかでも珍しいくらいだったのに、どちらも当てはまってしまった状況はさそかし目立ってしまったんだろうと思います。
そんな折に目にしたのが「クラッシュギャルズ」の活躍でした。
当時はクラッシュギャルズが全盛の時代。
クラッシュギャルズがダンプ松本さんに何度もやられても、立ち向かっていく姿を見て
「自分もこの世界に入れば報われるかもしれない」
と思ってプロレスの門を叩きした。
15歳で全日本女子プロレスの入門テストに合格したときには「受かった瞬間に夕方のニュースに出た」といい、翌日にはいじめていた子の中にも手のひらを返したような態度をとった子もいたといいます。
新人時代はブル中野さんの付き人していましたが、もともとはクラッシュギャルズにあこがれてプロレスの道に来たため、悪役を希望していたわけではありません。
憧れの長与千種さんと試合をすることもありましたが、悪役として長与千種さんにどのように対していいか悩んでいたとき、長与千種さん本人から「このサングラスが似合う悪役になれ」とサングラスを渡されたことによって悪役に徹する気持ちが固まったと。
リングの上ではヒール役に徹していますが、アジャコングさんといえばCMやバラエティ番組などにも積極的に出演されています。
2010年からは『WAHAHA本舗』を芸能活動の所属事務所として活動の場をさらに広げています。
アジャコングさんは『明るいヒール』を目指しているそうですよw
アジャコングさんの母親の話とはちょっと話題がそれましたね・・・(^^;
アジャコングさんの母親の話題では、もうひとつこんなエピソードがあります。
それは1990年に母親が肝臓がんでこの世を去ってしまったのですが、母親の逝去のときにはアジャコングさんは試合会場におり、突然理由も告げられずに試合の繰り上げを申し渡されたことで母親の死を察したというエピソードもあります。
幼い頃は壮絶なケンカもしたし、シングルマザーで毎日働きに出ていたために、寂しい思いもしたでしょう。
それでも、やっぱり母親は母親。
お母さんのことは大好きだったんでしょうね。
母親との別れをバネにしてさらに奮起して活躍されているところがアジャコングさんのすごいところだし、たくましいところですね。
アジャコングの結婚
アジャコングさんは、まだ結婚歴はありません。
結婚歴もなければ浮いた話の情報も出てきません(^^;
アジャコングさんに限らず他の女子プロレスラーでも、結婚が話題にあがっているところを見た記憶がほとんどないのですが・・・(失礼)
でも、やはり若い頃に辛い思いや、悔しい思いをたくさんしてきたので、理想の結婚像にも強い思いがあるようですよ。
いい人が見つかって幸せになっていただきたいです。(表に出てないだけで、いい人いるのかも??)
アジャコングのすっぴん素顔
アジャコングさんは通常(?)は悪役レスラーですので、悪役メイクをしていますよね。
リングの上だけでなく、テレビに出るときも基本的には悪役メイクで出演されています。
でも、ときたまメイクなしのすっぴん素顔でのテレビ出演もありますし、実は女優として映画に出演している経験もあります。
映画に出演するときはさすがに悪役メイクではないので、すっぴん(ではないかもしれないが)素顔で出演しています。
素顔は、笑顔がとっても優しいお顔です。
ヒールレスラーのほうが心が優しい人が多いとも言われていいますが、アジャコングさんもそれにもれずに心根は優しい人なんですね。
まとめ:アジャコングは結婚してないよね?生い立ちから現在に至るまで
- アジャコングさんは母子家庭で育ち子どものころはひどいイジメにあっていた
- アジャコングさんは15歳で全日本女子プロレスに入団
- アジャコングさんの憧れはクラッシュギャルズ
- アジャコングさんにはまだ結婚歴はない
- アジャコングさんの素顔は優しい
アジャコングさんは幼いころに本当に辛くて、悔しくて、惨めな思いをたくさんしてきました。
だからこそ、他人に対しても優しく接したり、親身になって相談に乗ったりできる部分もあると思うんですよね。
もちろん、リングの上では超悪役なんですが・・・。
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