人気テレビ番組『世界一受けたい授業』で紹介されていた美肌菌。
「美肌菌って一体何だ?」と思った方もおられるのではないでしょうか。
美肌菌の働きやそれを増やす方法、減らさない方法も『世界一受けたい授業』で紹介していましたが、一度テレビを観ただけでは忘れてしまいますよね?
ということで、この記事では『世界一受けたい授業』の番組内で紹介されていた美肌菌基礎知識、美肌菌を減らさないためのいろいろな方法を振り返り、おさらいしています。
この記事で紹介している『世界一受けたい授業』の方法でスキンケアをすれば、肌トラブルに悩まずに済むかもしれませんね!
美肌菌ってなに?『世界一受けたい授業』での解説
みなさんの肌の表面には、腸内と同じように善玉菌と悪玉菌が存在しています。
肌表面いる常在菌で善玉菌の役割をしているものが、いわゆる美肌菌と言われています。
その美肌菌の中で最も代表的なものが表皮ブドウ球菌です。
この表皮ブドウ球菌に代表される美肌菌は、肌に潤いをもたらしてくれたり、肌の表面にバリアの膜を作ってくれたりと、いいことずくめの菌でお肌の救世主とも言われています。
そして、正しい方法でスキンケアすることで美肌菌を育てることで悪玉菌の増殖を抑えることができます。
その結果、お肌が潤いを保ち、みずみずしい状態でいることができるようになります。
また、『世界一受けたい授業』の番組内では、お肌のトラブルの代表格であるシミ・シワ・たるみの原因を解説していました。
お肌のシミ・シワ・たるみの原因のおよそ8割が太陽光だということです!!
太陽光を長期間浴びることで起こるお肌の老化現象を光老化といいます。
光老化は最悪の場合、皮膚がんの原因にもなりうるので注意しなくてはなりません。
ですから、夏の間に強い太陽光を浴びたお肌をしっかりケアして美肌菌を育てることが大切なんですね。
美肌菌が激減!?『世界一受けたい授業』で紹介の間違ったスキンケアとは?
美肌菌を激減させてしまう、最もやってはいけないことって何だかわかりますか?
実はなんと、カミソリで顔の毛を剃ることが最もやってはいけないお手入れ方法なんです。
ちょっとびっくりですよね?
その理由はこうです。
美肌菌はお肌の表面近くに多く存在しています。
カミソリで顔の毛を剃ると、肌表面にいる美肌菌までも一緒にこそぎ落としてしまうというのです。
そして美肌菌が激減した結果、一気に潤いのない肌になってしまうとのこと。
一度失われた美肌菌は回復するまでに時間がかかるため、頻繁に顔を剃ると美肌菌の回復が追いつかずどんどんお肌の潤いが失われていってしまいます。
産毛が気になっても、カミソリを使う頻度はなるべくなら少なくしておくほうがいいでしょう。
また、男性は毎日ヒゲを剃ると思いますが、これも同じ理由からなるべくならしないほうがいいということになります。
しかし、男性の場合はそうも言っていられないので、ヒゲを剃る際にはシェービングジェルやシェービングクリームなどを多めに使って、なるべくお肌へのダメージを少なくすることが大切です。
また、美肌菌を増やすには、腸内環境を整えることも大切だと言われています。
腸内環境を肌は密接な関係があり、腸内環境が整えば肌の水分量が増え、その結果美肌菌が棲みやすい肌環境になります。
美肌菌を増やすには、肌の表面だけでなく体の中からのケアも大切なんですね!
美肌菌が減る?『世界一受けたい授業』で紹介の間違った洗顔方法は?
美肌菌を減らさないためには洗顔方法も気をつけないといけません。
番組では、間違った洗顔方法として3つ紹介されていました。
その間違った洗顔方法とは・・・
- すすぎは泡がなくなる5回程度
- 最後に冷水でお肌を締める
- タオルで顔をゴシゴシと拭く
まず1つ目の「すすぎ回数」に関しては、5回程度では少ないとのことです。
顔の中心部の泡は落とせても、周りにまだすすぎ残しの泡が残る可能性があるので、すすぎ残しがないようにしっかりと(15回程度)すすぎましょう。
2つ目の「冷水で締める」こともお肌にとっては良くないとのことです。
最近の研究では、皮膚の温度が下がると肌表面の潤いが蒸発してしまうことがわかっているそうです。
3つ目の「タオルでゴシゴシと拭く」というのは、なぜダメなのかはなんとなく予想がつきますね。
カミソリほどではないにしても、強くこすることで美肌菌まで一緒に取り除いてしまうからです。
間違った洗顔を方法続けていると、せっかく洗っているのにお肌を傷つけていることになってしまいますから気をつけましょう。
美肌菌を増やす『世界一受けたい授業』で紹介の食材とは?
お肌のシミの原因になる紫外線ですが、シミを防ぐために効果があると言われているのがアスタキサンチンです。
そのアスタキサンチンを多く含む食材というのが鮭なんですね。
アスタキサンチンは最強の抗酸化物質とも言われています。
お肌が紫外線を浴びると体内で活性酸素が発生し、その活性酸素の働きによってメラニンが発生。
メラニンが肌表面に蓄積することでお肌のシミになってしまいます。
鮭に含まれるアスタキサンチンは、活性酸素の働きを抑えて肌ダメージを軽減してくれる働きがあります。
鮭は秋口からが旬の魚ですから、夏のダメージを受けたお肌をケアするのにはもってこいですね。
美肌菌を増やす『世界一受けたい授業』で紹介の簡単パックとは?
紫外線によるお肌のダメージには肌のくすみがあります。
この肌のくすみを改善するのに効果的なのがヨーグルトパックです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が肌の新陳代謝を促すと言われています。
肌は4週間毎に新しく生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。
ヨーグルトパックにはこのターンオーバーの周期を整えて助けてくれる働きがあるのです。
用意するのは無糖のプレーンヨーグルトだけ!
ヨーグルトパックの方法は、まずぬるま湯で軽く汚れを落としてからヨーグルトを顔全体に塗ります。
その後、5~10分程度放置してから洗い流します。
ヨーグルトパックは週に3回程度やると2週間程度で効果が見られるとのことです。
ただし、アレルギーを持っている方もいるので、パッチテストなどをしてから実施してくださいね。
美肌菌ってなに?『世界一受けたい授業』の内容まとめ
- 美肌菌とは肌表面付近に存在する常在菌のうち善玉菌のことを指す俗称
- 美肌菌として有名なのは表皮ブドウ球菌
- 美肌菌を激減させる間違ったスキンケアはカミソリで顔の毛を剃ること
- 美肌菌を減らす間違った洗顔方法は「洗顔のすすぎが少ない」「最後に冷水で締める」「タオルでゴシゴシ拭く」
- 美肌菌を増やす食材でおすすめは鮭
- 美肌菌を増やすにはヨーグルトパックもおすすめ
以上が、『世界一受けたい授業』の中で紹介された、美肌菌の効果と美肌菌の働きを高めるお肌のお手入れ方法でした。
ひとつひとつを見ると、どれもそれほど難しいことはなかったように思いましたが、あなたはどう感じましたか?
日頃からのちょっとの気配りでみずみずしく潤いのあるお肌を保てるなら試してみる価値はありそうですね!
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